
青森県五所川原市の五所川原立佞武多(たちねぷた)は最終日の8日、高さ23メートルの大型立佞武多3台を含む17台が中心街を練り歩き、5日間の祭りの幕を閉じた。同市大町の旧ロータリー交差点では「暫(しばらく)」「素戔嗚尊(すさのおのみこと)」「閻魔(えんま)」の大型3台と、新作の中型立佞武多「織姫と彦星(ひこぼし)」が一堂に会する「お見合い」が行われ、迫力の共演で沿道を埋めた観客を魅了した。
夕方に激しい雨が降った市中心部だが、午後7時に運行が始まると、しばらくして雨が上がり、祭りの熱気は最高潮に。勇壮な「ヤッテマレ、ヤッテマレ」のかけ声とはやしの音が、月の輝く夜空に響き渡った。
今年で五所川原立佞武多運営委員会の大会長を退くことを表明している山崎淳一・五所川原商工会議所会頭は「30年近く携わってきて今回が一番天気で苦労したが、みんなの思いで乗り越えた。立佞武多はここに生まれ暮らす人たちが一番の主役であるべき。それを受け継いでいってほしい」と満足そうに語った。
主催者によると、最終日の観客は6万6千人。祭り期間中(4~8日)の合計は25万2千人で、今年は開催日が全て平日だったことや天候が影響し、昨年(29万4千人)を4万2千人下回った。
夕方に激しい雨が降った市中心部だが、午後7時に運行が始まると、しばらくして雨が上がり、祭りの熱気は最高潮に。勇壮な「ヤッテマレ、ヤッテマレ」のかけ声とはやしの音が、月の輝く夜空に響き渡った。
今年で五所川原立佞武多運営委員会の大会長を退くことを表明している山崎淳一・五所川原商工会議所会頭は「30年近く携わってきて今回が一番天気で苦労したが、みんなの思いで乗り越えた。立佞武多はここに生まれ暮らす人たちが一番の主役であるべき。それを受け継いでいってほしい」と満足そうに語った。
主催者によると、最終日の観客は6万6千人。祭り期間中(4~8日)の合計は25万2千人で、今年は開催日が全て平日だったことや天候が影響し、昨年(29万4千人)を4万2千人下回った。
