「八戸七夕」「小唄流し踊り」4年ぶり開催へ

 八戸商工会議所は24日、青森県八戸市の八戸商工会館で中心街委員会を開き、八戸七夕まつりを7月15、16日に同市中心街で4年ぶりに開催することを決めた。これまでは八戸商店街連盟が主催してきた行事で、新型コロナウイルスの影響や運営財源・人材不足で2020年から3年連続で中止となっていた。今回から同商議所が第三セクター・まちづくり八戸と共に主催する。

 八戸七夕まつりは例年7月中下旬に4日間開催。期間中は三日町と十三日町の目抜き通りに企業や市民らが制作した七夕飾りが飾られ、多くの出店が並ぶ。今回は規模を見直し、会期を2日間とした。実施に当たり市の補助金を活用。学生や若者のアイデアなどを反映した新たな取り組みも検討する。

 同委員会の類家徳久委員長は「中心街では祭りをはじめ、いろいろなイベントが開催されている。市民の大切な場所であり、歴史や伝統、思いをつないでいきたい」と話した。

 同商議所とまちづくり八戸は、中心街で毎年5~10月(7月除く)に開かれる歩行者天国イベント・はちのへホコテンも従来の主催団体から引き継ぐ。

▼八戸小唄流し踊りは7月15日

 東奥日報社は24日、例年夏に八戸市中心街で開催している主催事業「八戸小唄流し踊り」を7月15日に4年ぶりに開催することを決めた。八戸七夕まつりが同15、16日に実施されることが決まったためで、優雅な流し踊りで同まつり初日を彩る。新型コロナウイルスの影響で2020年から3年連続で中止していた。

 八戸小唄流し踊りは1971(昭和46)年、八戸小唄の誕生40周年を記念して始まり、港町八戸の夏の風物詩として市民の間に定着している。約800人の踊り手たちが白地にカモメ柄をあしらった浴衣に身を包んで中心街を踊り歩く。

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