発生から12年を迎える東日本大震災の記憶を後世に伝える「地震津波写真展」が26日まで、八戸市水産科学館マリエントで開かれている。当時の同市内の被害を記録した写真や新聞記事など約90点を展示している。
写真は同館職員や八戸海上保安部などが撮影。館鼻岸壁に打ち上げられた漁船や浸水する蕪島、下半分が水没した恵比須浜漁港の作業棟の写真からは、津波の恐ろしさが伝わってくる。改築された公民館や蕪島の観光施設など、復興の歩みを知ることができる写真も並ぶ。
また、震災を報じた3月12日付の東奥日報紙や市が製作した防災マップ、市内29地点の津波シミュレーションの映像も見ることができる。
展示を見た同市の吉田望華(もか)さん(25)は「写真や新聞を見ると、避難することの大切さがよく分かる。(3月11日が近くなった時だけではなく)常に震災について発信しないといけない」と話した。
同館の担当者・清水勉さんは「震災を風化させてはいけない。展示を通して、次世代に震災の悲惨さを伝えていければ」と語った。
写真は同館職員や八戸海上保安部などが撮影。館鼻岸壁に打ち上げられた漁船や浸水する蕪島、下半分が水没した恵比須浜漁港の作業棟の写真からは、津波の恐ろしさが伝わってくる。改築された公民館や蕪島の観光施設など、復興の歩みを知ることができる写真も並ぶ。
また、震災を報じた3月12日付の東奥日報紙や市が製作した防災マップ、市内29地点の津波シミュレーションの映像も見ることができる。
展示を見た同市の吉田望華(もか)さん(25)は「写真や新聞を見ると、避難することの大切さがよく分かる。(3月11日が近くなった時だけではなく)常に震災について発信しないといけない」と話した。
同館の担当者・清水勉さんは「震災を風化させてはいけない。展示を通して、次世代に震災の悲惨さを伝えていければ」と語った。