ニンニク、食肉、弁当も 田子に産直新設

地元農家が持ち寄った新鮮な野菜や果物などが並ぶ店内

 青森県田子町の中心部近くに21日、同町の産直団体「ロードステーション」が運営する産直施設「Road Station Takko」がオープンした。ニンニクやリンゴ、牛肉など地元産の農畜産物のほか、弁当や総菜、菓子類など多彩な商品をそろえ、地域の生産者と町民、観光客をつなぐ食の交流拠点を目指す。初日は午前9時の開店直後から多くの来店者でにぎわった。

 施設は同町田子天神堂平の県道沿いに立地。平屋建てで床面積は約60平方メートル。敷地内の隣にはそば・うどんを提供する飲食店もある。約35台分の駐車スペースとトイレを備え、大型車両も駐車できる。オーナーは同町で養鶏事業を手がける日向商事(日向尚起社長)。

 オープニングイベントとして22、23日にはせんべい汁の振る舞い(各日先着50人)や大根1人1本プレゼント(同)、ニンニク詰め放題(先着順)など、24日はブランド鶏肉「あべどり」焼き鳥の振る舞い(先着200人)などが行われる。営業時間は午前9時~午後6時で、年内は休まず営業する予定。

 日向社長は「町内で新たに挑戦したい人たちが、この場所を活用してほしい。秋田・大館方面などへの中継地点としても利便性が高く、新しい田子町の発信拠点になることを期待したい」と話した。

オープンした産直施設「Road Station Takko」の外観

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