一関市千厩町のせんまや街角資料館(北田文人館長)は、1955年の開館から70年となった映画館「テアトル東都」(71年閉館)など、同町の映画や芸能文化を紹介する企画展「あのころ二人は若かったね いつも映画を見に行ったよね」を開催している。懐かしいポスターや映画パンフレットなどを展示し、郷愁をかき立てている。
同町では31(昭和6)年、中心部に「千厩劇場」が開館し、演劇や演芸一座の地方巡業が盛んに行われた。終戦後は次第に映画館として利用され、「千厩映画劇場」となった。その頃、同じく中心部の千厩公民館でも映画の上映が始まり、「千厩公民映画ホール」となった。54年には炭素棒が放つ火花で映写するアーク放電式の「ニュースター映写機」を導入した。
同ホールはさらに発展し、55年7月14日に当時県内随一の映画館「テアトル東都」が開館。館名は公募で選ばれた。300人収容で縦横比1対2・35とワイドなシネマスコープを完備。2、3本立てで上映して数日で次のプログラムに変わり、上映後のフィルムは他の映画館に送られた。
12月20日までの午前9時~午後4時半。月曜休館。同7日午後1時から菅原さんの解説会を開く。無料。問い合わせは同館(0191-51-3883)へ。
同町では31(昭和6)年、中心部に「千厩劇場」が開館し、演劇や演芸一座の地方巡業が盛んに行われた。終戦後は次第に映画館として利用され、「千厩映画劇場」となった。その頃、同じく中心部の千厩公民館でも映画の上映が始まり、「千厩公民映画ホール」となった。54年には炭素棒が放つ火花で映写するアーク放電式の「ニュースター映写機」を導入した。
同ホールはさらに発展し、55年7月14日に当時県内随一の映画館「テアトル東都」が開館。館名は公募で選ばれた。300人収容で縦横比1対2・35とワイドなシネマスコープを完備。2、3本立てで上映して数日で次のプログラムに変わり、上映後のフィルムは他の映画館に送られた。
12月20日までの午前9時~午後4時半。月曜休館。同7日午後1時から菅原さんの解説会を開く。無料。問い合わせは同館(0191-51-3883)へ。