八戸らーめん復刻20年 ポイントラリーで再発信

スープを一新した土産用ラーメンをPRする八戸らーめん会の会員ら

 2002年12月の東北新幹線八戸駅開業時に、戦前から市民に愛された煮干しだしのしょうゆラーメン「八戸らーめん」を復刻した八戸らーめん会(会長・中道健悦熊さん社長)は、開業20周年記念関連事業の一環として12月からポイントラリーを行う。土産用ラーメンのスープも一新し、20年の節目に伝統の味を市内外に再発信する。

 28日、中道会長や記念関連事業実行委員会の塚原隆市会長らが青森県八戸市の八戸プラザホテルで記者会見し、概要を説明した。

 ポイントラリーは、八戸圏域の加盟店で八戸らーめんを食べ応募すると、抽選で10万円分の食事券などが当たる。開催期間は12月1日から来年1月31日まで。

 土産品は、しょうゆを変えるなどして飲食店で食べる味に近づけたという。価格も見直し、2食入りが370円、5食入りが1370円(いずれも税別)。

 八戸らーめん会は飲食店や製麺業者らが02年9月に設立。当時八戸圏域の飲食店の加盟店は約40店だったが、現在は11店。会見で中道会長は「20年間で会員は減ったが、20周年は進歩できるチャンス」と述べ、前会長の中川原俊雄顧問は「シンプルですっきりした風味の八戸らーめんが、全国的に再び脚光を浴びる時代が必ず来ると信じる」と語った。

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