青森県をアートでたどるプロジェクト「原高史<AOMORI MAPPINK MEMORY『記憶の未来』>」が、14日から弘前れんが倉庫美術館や弘南鉄道弘南線(弘前-黒石)沿線で始まる。同線では現代美術家の原さんが手がけるピンクをテーマカラーにしたアート列車(2両編成)を運行。そのうち1両には、黒石高校情報デザイン科の3年生9人が地域住民らにインタビュー取材した内容をまとめたものを展示する。生徒たちは5日、平賀駅で原さんとともに張り付け作業を行った。
プロジェクトは県が主催。同美術館を起点に弘南線沿線エリアをアートで巡るもので、普段目に触れることが少ない地域の魅力を再発見し、さらなる滞在を目的としている。
アート列車は、企画のイメージを膨らませるため原さんが沿線を巡った時、昔を思い出させる場所が多いと感じたことから「過去に触れながら未来を考える」をコンセプトに、タイムマシンに見立てることにした。車両内は窓や床、座席や手すりなどあらゆる所をピンクにする。
また連携企画として、生徒たちによる「高校生による『記憶の未来』」も実施。生徒たちは窓上と中づり広告部分に掲示する作品を担当、オンラインで原さんとやりとりを続け、取材を基に「あの頃、電車は満員だった」「弘南鉄道がずっとあってほしい」などの言葉をピックアップし、グラフィック化した。
5日、生徒と原さんが初めて対面。作業では、原さんが作品を張る順番を生徒たちにアドバイスするなどしていた。
同校リーダーの木村胡那未さんは「インタビューは初めてだったが、だんだん慣れた。今まで弘南鉄道に乗ったことがない人にも活動を知ってもらい、利用してもらいたい」、原さんは「光によってピンクの具合が変わってくる。(企画を通して)青森の人の精神性、青森ってすごいって気付いてもらえたら」と話した。
企画では同美術館や黒石駅、平賀駅の駅舎内装もピンクにし、インタビュー映像などを上映する。
プロジェクトは県が主催。同美術館を起点に弘南線沿線エリアをアートで巡るもので、普段目に触れることが少ない地域の魅力を再発見し、さらなる滞在を目的としている。
アート列車は、企画のイメージを膨らませるため原さんが沿線を巡った時、昔を思い出させる場所が多いと感じたことから「過去に触れながら未来を考える」をコンセプトに、タイムマシンに見立てることにした。車両内は窓や床、座席や手すりなどあらゆる所をピンクにする。
また連携企画として、生徒たちによる「高校生による『記憶の未来』」も実施。生徒たちは窓上と中づり広告部分に掲示する作品を担当、オンラインで原さんとやりとりを続け、取材を基に「あの頃、電車は満員だった」「弘南鉄道がずっとあってほしい」などの言葉をピックアップし、グラフィック化した。
5日、生徒と原さんが初めて対面。作業では、原さんが作品を張る順番を生徒たちにアドバイスするなどしていた。
同校リーダーの木村胡那未さんは「インタビューは初めてだったが、だんだん慣れた。今まで弘南鉄道に乗ったことがない人にも活動を知ってもらい、利用してもらいたい」、原さんは「光によってピンクの具合が変わってくる。(企画を通して)青森の人の精神性、青森ってすごいって気付いてもらえたら」と話した。
企画では同美術館や黒石駅、平賀駅の駅舎内装もピンクにし、インタビュー映像などを上映する。