
青森県八戸市の八戸プラザホテルで1日、県産サクランボのオリジナル品種「ジュノハート」の加工品を使ったデザート「チェリー・ジュビリー」の試食会が開かれ、開発に携わった関係者ら約20人が堪能した。デザートは同ホテルのレストランで6~20日、1日20食限定のランチコース内で提供される。
試食会で使われた加工品は、ジュノハートの実を砂糖や酒に漬け込んだソース「Sakura“n”bow(さくらんぼ)」で、濃厚な甘さと鮮やかな赤色が特長。ラム酒を使用したソースと、菊駒酒造(五戸町)の日本酒を使用したものの2種類を開発している。
同市で英語・パソコン教室を運営するジャクソン(斉藤)博子さん(73)が考案した。海外を渡り歩いた経験から、ジュノハートの規格外品を活用して、欧州のデザートであるチェリー・ジュビリーを再現することを思い付いたという。
2020年から、県内のサクランボ生産者や青森産技センター農産物加工研究所(六戸町)、同ホテルの須田忠幸総料理長らと共同で開発を進めてきた。来年内の商品化を目指している。
1日は、須田総料理長がデザートの提供前に行う仕上げを実演した。ソースにラム酒を加えてフランベを見せ、アイスクリームに添えてチェリー・ジュビリーを完成させた。
ジャクソンさんは「農業について詳しくなかったが、さまざまな分野の人の力を借りてきた。ジュノハートを食べたことのない地元の人に食べてほしい。世界のマーケットも目指したい」と話した。
試食会で使われた加工品は、ジュノハートの実を砂糖や酒に漬け込んだソース「Sakura“n”bow(さくらんぼ)」で、濃厚な甘さと鮮やかな赤色が特長。ラム酒を使用したソースと、菊駒酒造(五戸町)の日本酒を使用したものの2種類を開発している。
同市で英語・パソコン教室を運営するジャクソン(斉藤)博子さん(73)が考案した。海外を渡り歩いた経験から、ジュノハートの規格外品を活用して、欧州のデザートであるチェリー・ジュビリーを再現することを思い付いたという。
2020年から、県内のサクランボ生産者や青森産技センター農産物加工研究所(六戸町)、同ホテルの須田忠幸総料理長らと共同で開発を進めてきた。来年内の商品化を目指している。
1日は、須田総料理長がデザートの提供前に行う仕上げを実演した。ソースにラム酒を加えてフランベを見せ、アイスクリームに添えてチェリー・ジュビリーを完成させた。
ジャクソンさんは「農業について詳しくなかったが、さまざまな分野の人の力を借りてきた。ジュノハートを食べたことのない地元の人に食べてほしい。世界のマーケットも目指したい」と話した。
