新旧鉄道車両 ジオラマ走る/黒石

精巧に再現された鉄道模型ジオラマを興味深そうに眺める来場者

 青森県黒石市の津軽伝承工芸館で、世界の風景を150分の1の精巧な模型で再現した「鉄道模型ジオラマ展」が開かれている。懐かしの列車や新幹線などが都会や自然の中などを走り抜ける様子を、来場者たちは興味深そうに見ていた。5日まで。

 5回目の今年は、青森市とむつ市、平川市の鉄道模型愛好家4組が制作した作品を展示している。

 メインは約4.5メートル×約3メートルに浪岡駅や町並み、架空の大都市、山間部などを再現したジオラマ。青森市浪岡の奥瀬和彦さん(71)が約5年かけて制作したもので、山形新幹線や奥羽線、かつての五能線など新旧さまざまな車両の模型が走行している。会場外には、ジオラマの一部分を撮影した写真を掲示しており、奥瀬さんは「実際の撮影場所を探してもらうのも今年の楽しみ」と話している。開催時間は午前10時~午後4時まで。

 同館は、大型連休中さまざまな催しを企画。4、5日午前10時からは、第51代手踊名人の山本祐華さんの手踊り披露と千葉勝弘社中津軽民謡ショーが開かれる。観覧無料。問い合わせは同館(電話0172-59-5300)へ。

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