2月1日から八戸ブイヤベースフェスタ

発表会で披露された八戸ブイヤベース

 青森県八戸市の水産関係者有志でつくる八戸ハマリレーションプロジェクト(HHRP)は19日、10回目となる「八戸ブイヤベースフェスタ」を2月1日から3月31日まで市内のレストラン11店舗で開くと発表した。期間中、地元の魚介類をふんだんに使った各店独自のブイヤベースが味わえる。

 HHRPは、八戸港に水揚げされる魚介類を最低4種類以上使う-など八戸ブイヤベースのルールを定め、2012年にフェスタを初開催。昨年は新型コロナウイルス禍のため開催を見送り、今年は2年ぶりとなる。これまでフェスタで提供したブイヤベースは計7万7千食に上る。

 この日、参加店シェフ11人が八戸市庁を訪れ、熊谷雄一市長にフェスタ開催を報告した。HHRPの古川篤局長は「10年間でつくってきたブイヤベースという新しい魚食文化を、さらに未来につないでいくフェスタにしたい」と意気込みを語った。ブイヤベースを試食した熊谷市長は「うまい。スープに八戸の海の幸が凝縮されている」と満面の笑みを見せた。

 参加店の一つ、八戸プラザホテルの須田忠幸総料理長は「フェスタでは11種類のブイヤベースが食べられるという楽しみがある。各店はコロナ対策を万全にしているので、安心して冬の風物詩を味わってほしい」とPRしている。

熊谷市長を中心にフェスタをPRする参加店シェフら

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