青森県五所川原市と中泊町を結ぶ津軽鉄道で1日、冬の風物詩「ストーブ列車」の運行が始まった。寒さ厳しい津軽平野をひた走る列車の中で、だるまストーブが乗客の心と体を温めている。運行は来年3月31日まで。
開業当初の1930(昭和5)年から続く津鉄の名物列車。県内外から訪れた観光客や鉄道ファンらが一番列車に乗り込んだ。車掌がだるまストーブに石炭をくべると炎が赤々と上がり、車内にぬくもりが広がった。
製造から70年以上経過したレトロな列車に揺られながら、乗客らはストーブ上であぶったスルメを堪能。津軽半島観光アテンダントの津軽弁の沿線案内を聞き、流れゆく奥津軽の車窓を楽しんだ。
運行に先立ち、津軽五所川原駅ホームでは津軽三味線の音色が響く中、車掌の制服に身を包んだ新宮団地こども園(同市)の園児が手を振り一番列車の出発を見送った。
初めて乗車したという東京都の会社員山田靖紀さん(54)は「レトロな車両も含めて温かみがあって感動した」と満足そうに話した。
開業当初の1930(昭和5)年から続く津鉄の名物列車。県内外から訪れた観光客や鉄道ファンらが一番列車に乗り込んだ。車掌がだるまストーブに石炭をくべると炎が赤々と上がり、車内にぬくもりが広がった。
製造から70年以上経過したレトロな列車に揺られながら、乗客らはストーブ上であぶったスルメを堪能。津軽半島観光アテンダントの津軽弁の沿線案内を聞き、流れゆく奥津軽の車窓を楽しんだ。
運行に先立ち、津軽五所川原駅ホームでは津軽三味線の音色が響く中、車掌の制服に身を包んだ新宮団地こども園(同市)の園児が手を振り一番列車の出発を見送った。
初めて乗車したという東京都の会社員山田靖紀さん(54)は「レトロな車両も含めて温かみがあって感動した」と満足そうに話した。


