第50回はちのへ菊まつり(青森県八戸市、八戸市を緑にする会主催)が6日、八戸市の「はっち」と「マチニワ」を会場に開幕した。市内の菊作り愛好家をはじめ老人クラブ会員、小中学生らが丹精込めて育てた菊の大輪や盆栽、切り花、菊人形など約300点が並び、来場者を楽しませている。8日まで。
菊まつりは、八戸市民の花である菊に親しんでもらおうと毎年開いている。展示のメインとなっている「奥州菊」は八戸の発祥とされており、花の真ん中の部分を周囲の花びらが丸く包み込み、外側の花びらが垂れ下がっているのが特徴。八戸菊花会の工藤亮悦会長(76)によると、今年は7月に気温が高く、8月は低温になるなど育て方が難しかったが、遅咲きの品種を合わせて見応えのある咲き映えにしたという。
50回の節目について、工藤会長は「会員が高齢化しており、新たな会員を増やしたい。八戸の伝統ある菊作りを絶やさないよう、若い人たちに伝えていきたい」と語った。緑にする会の赤澤榮治会長(66)は「新型コロナウイルスの影響が心配されたが、多くの人の協力で今年も開催できた。八戸市民は緑を愛する気持ちが強い。心のやすらぎが必要な時代だからこそ、これからも続けていきたい」と話していた。
各部門の優等賞は次の通り(○は一席)。
▽大菊の部 ○中村清治、高橋忠治、工藤亮悦、金濱実、副島洋子、川口武夫、松川充、田村俊夫
▽懸崖の部 ○関口一雄、関下石丸、高橋忠治
▽盆栽の部 ○中村清治、細越繁雄、高橋忠治
▽切り花の部 中村清治、川口武夫
▽福助の部 金濱実、中村清治
▽ミニ懸崖の部 細越繁雄
▽杉・玉の部 高橋忠治
▽千輪の部 高橋忠治
菊まつりは、八戸市民の花である菊に親しんでもらおうと毎年開いている。展示のメインとなっている「奥州菊」は八戸の発祥とされており、花の真ん中の部分を周囲の花びらが丸く包み込み、外側の花びらが垂れ下がっているのが特徴。八戸菊花会の工藤亮悦会長(76)によると、今年は7月に気温が高く、8月は低温になるなど育て方が難しかったが、遅咲きの品種を合わせて見応えのある咲き映えにしたという。
50回の節目について、工藤会長は「会員が高齢化しており、新たな会員を増やしたい。八戸の伝統ある菊作りを絶やさないよう、若い人たちに伝えていきたい」と語った。緑にする会の赤澤榮治会長(66)は「新型コロナウイルスの影響が心配されたが、多くの人の協力で今年も開催できた。八戸市民は緑を愛する気持ちが強い。心のやすらぎが必要な時代だからこそ、これからも続けていきたい」と話していた。
各部門の優等賞は次の通り(○は一席)。
▽大菊の部 ○中村清治、高橋忠治、工藤亮悦、金濱実、副島洋子、川口武夫、松川充、田村俊夫
▽懸崖の部 ○関口一雄、関下石丸、高橋忠治
▽盆栽の部 ○中村清治、細越繁雄、高橋忠治
▽切り花の部 中村清治、川口武夫
▽福助の部 金濱実、中村清治
▽ミニ懸崖の部 細越繁雄
▽杉・玉の部 高橋忠治
▽千輪の部 高橋忠治