シャクヤク 色とりどり/黒石・虹の湖公園

虹の湖公園で見ごろを迎えたシャクヤク。大輪が一面に咲き誇る=13日

 青森県黒石市の虹の湖公園でシャクヤクの花が見ごろを迎えており、30種、700株の大輪が初夏の日差しを浴びて咲き誇っている。

 公園を管理する市観光開発公社が30年ほど前から育てており、秋に株分けして増やしている。同公社の松田勝美事務局次長(49)によると、例年は開花時期と梅雨入りが重なり、大きな花の中に雨水がたまって茎が折れてしまうこともあるが、今年は雨の日がなかったため多くの花が楽しめるという。

 赤紫の「ビロードクイーン」、濃い紫の「極光」、純白の「銀的」、淡ピンクの「潮騒」など、バラエティー豊かな品種が、色とりどりに咲いている。

 13日に公園を訪れた、黒石市西ケ丘で生花店を営む佐藤后紀さん(43)、麻美さん(36)夫妻は、1歳の長女すず芽ちゃんを遊ばせながら、日曜日の休日を楽しんでいた。后紀さんは「立派。最高ですね」と太鼓判を押していた。

 同公社によると、花は今週いっぱい楽しめる見通しだという。

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