南部の女性3人組、リンゴジュース開発/八戸

完成したリンゴジュースを手にPRする(左から)三浦さん、苅谷さん、堀米さん

 地元の果物を使って地域振興に取り組む青森県八戸市ゆかりの女性3人組「南部のCANDY’s(キャンディーズ)」が、オリジナルのリンゴジュースをつくった。皮ごと搾った100%ストレートジュースで、リンゴ本来の味を楽しめる。8日、同市のマチニワで開催されるイベントでデビューする。

 同グループは、同市出身で岩手県軽米町で果樹園を営む苅谷恭子さん(愛称・ランちゃん)、同市の料理研究家・堀米睦子さん(同スーちゃん)、建築会社勤務の三浦直美さん(同ミキちゃん)が昨年12月に結成。3人が同果樹園のリンゴでつくったドライアップルが「キャンディーみたいに甘かった」ことをきっかけに、往年のアイドルグループ「キャンディーズ」の名称を使った。年齢は未公表だが、グループ名に「あら!フォーアイドル!?」の冠がついている。

 結成後、同果樹園などで食のイベントを開いてきた同グループがつくったリンゴジュースは、保存料、砂糖など不使用の無添加。品種ごとにあかね、つがる、きおう、ジョナゴールドと、ミックス(ふじ、王林、ジョナゴールド)の5種類を製造した。価格はいずれも1本1リットル入りで850円(税込み)。

 8日は数量限定で販売。イベント後は堀米さんが同市十三日町で主宰する料理教室「クッキングクラスHORI-MY」で取り扱う。3人は「イベントでは飲み比べもできるので、ぜひ足を運んで。今後、リンゴ以外の果樹を使った商品も考案したい」と意気込みを語った。

 問い合わせは堀米さん(電話090-2026-7912)へ。

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