青森県東北町の小川原湖で2日、全国一の水揚げを誇るシラウオとワカサギの秋漁が始まった。午前6時半の解禁に合わせ、17隻が出漁。漁師たちは豊漁への願いを込め、力強く網を引き揚げていた。
シラウオ漁は春(4~6月)と秋(9~3月)に分けて行われる。出漁した船のうち第8徳栄丸は、水深が20メートルほどの場所で船曳網漁を実施。円を描くように網を入れ、6人掛かりでたぐり寄せると、体長4センチほどの透き通った魚体が、ピチピチと躍りながら姿を現した。
同町船ケ沢地区の市場には、漁を終えた船が次々に到着。新鮮なシラウオやワカサギの入ったケースが場内に運び込まれ、競り落とされた。初日の水揚げはシラウオが約560キロ、ワカサギが約1200キロ。シラウオは1キロ当たり1500円程度で取引された。
第8徳栄丸の沼尾智之さん(34)は「例年に比べると、まだ(シラウオは)小さく、これからという感じ。どんどん成長し、いっぱい入ってくれれば」と期待。小川原湖漁協の濱田正隆組合長は「(F16戦闘機の)タンク投棄に伴う風評被害もようやく収まった。大漁になってほしい」と語った。
シラウオ漁は春(4~6月)と秋(9~3月)に分けて行われる。出漁した船のうち第8徳栄丸は、水深が20メートルほどの場所で船曳網漁を実施。円を描くように網を入れ、6人掛かりでたぐり寄せると、体長4センチほどの透き通った魚体が、ピチピチと躍りながら姿を現した。
同町船ケ沢地区の市場には、漁を終えた船が次々に到着。新鮮なシラウオやワカサギの入ったケースが場内に運び込まれ、競り落とされた。初日の水揚げはシラウオが約560キロ、ワカサギが約1200キロ。シラウオは1キロ当たり1500円程度で取引された。
第8徳栄丸の沼尾智之さん(34)は「例年に比べると、まだ(シラウオは)小さく、これからという感じ。どんどん成長し、いっぱい入ってくれれば」と期待。小川原湖漁協の濱田正隆組合長は「(F16戦闘機の)タンク投棄に伴う風評被害もようやく収まった。大漁になってほしい」と語った。