青森県内で4日間にわたって開かれた「青い海と森の音楽祭」のアウトリーチ(出前演奏会)。最後の会場となった青森市のサンロード青森は唯一の一般観覧可能な会場ということもあり、3日はプロの演奏に触れようと約700人が詰めかけた。
午前10時の開店前から市民らが並び、開店から5分で100席の客席が埋まった。客足は衰えず、同11時の開演時にはホール2階まで立ち見の人であふれた。
「アウトリーチ最後の回にお越しくださり、ありがとうございます」。音楽家8人が登場し、同市出身で芸術総監督の沖澤のどかさんがあいさつすると歓迎の拍手が起こった。演奏した7曲の合間にはサンロードでの幼少期の思い出や津軽弁トークも飛び出し、軽快な進行で笑いを誘った。
会場の熱気を受け、アンコールでは五所川原市出身で音楽主幹の隠岐彩夏さんの歌などを演奏。曲が終わると割れんばかりの拍手が鳴り響き、沖澤さんが大きく手を振って応えた。青森市の主婦岩山美奈子さん(57)は「こんなにぬくもりを感じる街角コンサートは初めて。演奏家が自ら出向いて演奏する行動力もすごい」と開催に感謝した。
「本物の音楽を広く届けたい」との思いから、アウトリーチを音楽祭の大きな柱に掲げていた沖澤さん。公演後「隠岐さんが歌った『この道』のように、世界のどこにいても故郷のことは忘れない。青森ジュニアオーケストラ時代の友人も見に来てくれてタイムスリップした気分だった」と喜んだ。
午前10時の開店前から市民らが並び、開店から5分で100席の客席が埋まった。客足は衰えず、同11時の開演時にはホール2階まで立ち見の人であふれた。
「アウトリーチ最後の回にお越しくださり、ありがとうございます」。音楽家8人が登場し、同市出身で芸術総監督の沖澤のどかさんがあいさつすると歓迎の拍手が起こった。演奏した7曲の合間にはサンロードでの幼少期の思い出や津軽弁トークも飛び出し、軽快な進行で笑いを誘った。
会場の熱気を受け、アンコールでは五所川原市出身で音楽主幹の隠岐彩夏さんの歌などを演奏。曲が終わると割れんばかりの拍手が鳴り響き、沖澤さんが大きく手を振って応えた。青森市の主婦岩山美奈子さん(57)は「こんなにぬくもりを感じる街角コンサートは初めて。演奏家が自ら出向いて演奏する行動力もすごい」と開催に感謝した。
「本物の音楽を広く届けたい」との思いから、アウトリーチを音楽祭の大きな柱に掲げていた沖澤さん。公演後「隠岐さんが歌った『この道』のように、世界のどこにいても故郷のことは忘れない。青森ジュニアオーケストラ時代の友人も見に来てくれてタイムスリップした気分だった」と喜んだ。
