風味爽やか 小川原湖産シラウオが棒ずしに

小川原湖漁協とディメールが共同で開発した「しらうおの棒寿司」

 青森県東北町の小川原湖漁協(濱田正隆組合長)は、八戸市の水産加工会社「ディメール」(小軽米道善社長)と共同で「しらうおの棒寿司」を開発した。小川原湖産シラウオは生食流通を自粛している影響で取引量が激減しており、同漁協は新たな商品で消費拡大を図る。町役場で14日、完成報告と試食会が開かれた。

 淡水魚などにつく寄生虫・顎口虫(がっこうちゅう)が皮膚に引き起こす「顎口虫症」の可能性のある患者が2022年に県内で確認されたことを受け、同漁協は加熱や冷凍処理したシラウオだけを出荷している。ただ、主力の生食用出荷自粛の影響は大きく、23年度の取引量は大幅に減少する見通しとなっている。

 苦境を打開する試みとして同漁協が昨年、サバやサーモンの棒ずしを製造しているディメールに開発を依頼した。同社は急速冷凍したシラウオを使用し、小さいシラウオがすし飯からこぼれないようシート状の寒天で包むなど工夫して仕上げた。

 試食した長久保耕治町長は「爽やかな風味で食べやすく、シラウオ本来の甘みも凝縮されている。小川原湖の新たな名物としてPRしていきたい」と語った。同漁協の細井崇会計主任は「シラウオの消費拡大だけでなく、小川原湖産魚介類の認知度向上につながれば」と話している。

 「しらうおの棒寿司」は1本250グラム、1500円(税別)。今月下旬から同漁協や道の駅おがわら湖、インターネットの通販サイトなどで販売する。問い合わせは同漁協(電話0176-56-2104)へ。

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