田舎館「田んぼアート」の幽霊画見ごろ宣言

見ごろを迎えた田んぼアート第1会場=8日午前、田舎館村

 久渡寺(青森県弘前市)の幽霊画を題材にした田舎館村名物・田んぼアートが第1会場(村役場隣)で見ごろを迎え、村むらおこし推進協議会(会長・品川新一村長)は8日、現地で見ごろ宣言式を行った。

 今年のテーマは久渡寺に奉納されている円山応挙の幽霊画「返魂香之図(はんごんこうのず)」と、同市の漫画家石塚千尋さんが描いた現代版幽霊画「令和返魂香之図」。8色12種の稲で描かれた二つの幽霊画が約1万5千平方メートルの緑色のキャンバスに幽玄に浮かび上がり、村役場4階の展望台を訪れた見物客らは「すごい」「きれい」と歓声を上げていた。

 宣言式には、久渡寺の今年の現代版幽霊画のモデルになった歌手のジョナゴールドさんが幽霊姿で登場。金枝尚明副村長、同寺の須藤光昭住職らとともにテープカットで完成を祝った。ジョナゴールドさんは「大空の下で青々と輝く幽霊画をぜひたくさん見てほしい」、須藤住職は「稲穂が風になびいて揺れ動くことで、絵が動いているような不思議な感覚になれて感動した」と話した。

 見ごろは8月中旬ごろまでの見込み。村役場では10月12日までの観覧期間中、石塚さんの「令和返魂香之図」の掛け軸のレプリカを展示している。今月18日には午前10時から、田んぼアート第2会場(道の駅いなかだて弥生の里)でりんご娘と見ごろ宣言式を行う。

ジョナゴールドさん(中)が見ごろを宣言した田んぼアート第1会場=8日午前、田舎館村

田舎館村

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