涙を流すマリア像(秋田市)

 秋田市添川のカトリック修道院「聖体奉仕会」にあるマリア像。

 高さ約1・2メートル(台座含む)の木像で、同市の彫刻家故若狭三郎さんが1963年に制作。75年から81年までに計101回「涙」を流したことで話題となり、海外でも知られるようになった。落涙は秋田大、岐阜大の両法医学教室で「ヒトの体液」と鑑定された。

 カトリック教会ローマ教区が2013年10月、世界10カ所の聖母巡礼所を衛星中継で結んで行った「聖母とともに過ごす祈りの夜」では、東アジアで唯一、同修道院が選ばれた。

 近年は東南アジアを中心に米国や欧州など海外から毎年4千~5千人ほどが訪れる。

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