田んぼアート会場で「どろんこサッカー」/田舎館

田舎館の第2田んぼアート会場で初開催された「どろんこサッカー」。各選手は泥まみれで戦いながら自然と笑顔に

 青森県田舎館村名物「田んぼアート」の田植え前の会場を活用した、初めての「どろんこサッカー大会」が10日、「道の駅いなかだて『弥生の里』」の第2田んぼアート会場で開かれた。県内各地から集まった13サッカーチームが泥まみれで駆け回り、笑顔と交流の輪が広がった。

 弘前市のサッカークラブ「リディアル青森」が、活動の柱の一つの地域経済活性化などを目的に主催し、旅行業大手JTBなどがつくる「地域未来にぎわい工房」が共催、同村、村商工会などが協力して開いた。アート制作前の遊休状態の会場を使い“二毛作”で地域を盛り上げる試みだ。来年以降も継続開催の方向。

 開会式では、品川新一村長が「どろんこと親しむ機会はなかなかない」と歓迎のあいさつ。同クラブの多々良敦斗代表が「(どろんこサッカー参加者らが)滞在し体験して、この村にもう一回来たい-と思ってもらえる取り組みとしてやっていきたい」と表明した。

 試合は第2田んぼアート会場内で、5人対5人で対戦。走りにくく、水の抵抗でボールが飛ばない中、選手たちは体をぶつけ合って転んだり転ばされたり。あえて泥を蹴ったりして、泥かけ大会の様相も呈し、多くの参加者たちが泥まみれの非日常体験を楽しんだ。

 三沢市が拠点の日米女子サッカーチーム「MISAWA UNITED」も参加し、男子チームがほとんどの中でも、各試合で粘り強く戦い、多くの試合をこなした。代表の妻神和(さいかみ・のどか)さん(29)=青森市=は「チームのアメリカ人選手たちが日本の稲作文化に親しみ、日本での思い出になればと参加した」。米軍三沢基地で働き6月にアメリカへ戻るティアラ・ニコラスさん(27)は「泥の中でのサッカーは難しいけれど、とても気に入った。ベリーグッド!」と満面の笑みを浮かべた。

田舎館村

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