1300年の歴史があるとされる国内最大級の尾去沢鉱山の採掘跡。三菱マテリアル子会社のゴールデン佐渡(本社・新潟県佐渡市)が、観光施設として経営している。同鉱山が2007年、近代化産業遺産に認定されたのを受け、翌年にオープンした。
800キロにも及ぶ坑道のうち、1.7キロを観光坑道として整備。金鉱石を細かく砕き水洗いし、底に沈殿した金を採取する「からめ場」や、狭い坑道で腰をかがめて採鉱する作業などを人形を使って再現。当時の様子を伝えている。
最近は「パワースポット」としてのPRに力を入れている。坑道見学の途中で神社を参拝したり、鉱脈内の水晶に触れたりできるのが特徴。その目玉に位置付けているのが、尾去沢鉱山の鉱床を取り囲む「黒色泥岩」。非常に硬いため、採掘時の落石や落盤が少なかったといい、受験合格などを祈願する「落ちない石」「硬い石(固い意志)」として人気がある。
800キロにも及ぶ坑道のうち、1.7キロを観光坑道として整備。金鉱石を細かく砕き水洗いし、底に沈殿した金を採取する「からめ場」や、狭い坑道で腰をかがめて採鉱する作業などを人形を使って再現。当時の様子を伝えている。
最近は「パワースポット」としてのPRに力を入れている。坑道見学の途中で神社を参拝したり、鉱脈内の水晶に触れたりできるのが特徴。その目玉に位置付けているのが、尾去沢鉱山の鉱床を取り囲む「黒色泥岩」。非常に硬いため、採掘時の落石や落盤が少なかったといい、受験合格などを祈願する「落ちない石」「硬い石(固い意志)」として人気がある。