横手市内・20年の発掘成果、特別展で一堂に 石器や土器90点、雄物川郷土資料館

古墳時代の土師器のわんや鉢など
 2005年の市町村合併から20年の間に秋田県横手市内で発掘された成果を集めた特別展「#横手を20年掘ってみた。」が、同市の雄物川郷土資料館で開かれている。地域の歴史を今に伝える石器や土器、曲げ物など約90点が並ぶ。5月10日まで。

 展示品は通常倉庫に収蔵され、普段目にすることができないものばかり。このうち古墳時代の一本杉遺跡(平鹿地域)の出土品は、土師(はじ)器のわんや鉢、住居の柱などを展示。調査により、同遺跡では日本海側で最北、最大級の集落が確認されたという。

 鎌倉・室町時代の遺跡の出土品からは陶磁器や刀子(とうす、短い刃物)などを展示。このうち約800年前の堀田Ⅰ遺跡(平鹿地域)の井戸から見つかった曲げ物は完全に形が残っており、木目や木材の合わせ目部分を確認できる。

 このほか縄文時代の石器や動物の骨、平安時代の役所に関わりがあるとみられる土器なども目を引く。資料館の担当者は「身近な地域の出土品を知ってもらい、自分たちの生活を考えるきっかけにしてほしい」と話した。

 午前9時~午後5時(最終入館4時半)。入館料大人100円、高校・大学生50円、中学生以下無料。月曜休館。

 4月18日午前11時から、市教育委員会の学芸員が展示内容を説明するギャラリートークを実施。

 5月2日午後1時15分からは市民大学講座を開催し、県教育庁生涯学習課文化財保護室の安田創さんが、市内でどのように遺跡が発見されているかを解説する。定員先着10人。

 問い合わせは雄物川郷土資料館TEL0182・22・2793

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