最新プラネタリウム好調 八戸・児童科学館

最新型光学式プラネタリウム「オルフェウス」で投影した天の川。800万個の星空を映し出すことが可能で、多くの来場者を集める

 昨年5月にリニューアルオープンした青森県八戸市の八戸市視聴覚センター・児童科学館のプラネタリウムが好調だ。リニューアル後の来場者数は10カ月(2月末現在)で2万人に迫り、指定管理者での運営となった2009年以降の1万4千人台から大幅に伸ばしている。東北初の最新機器導入により、投影可能なプログラムの幅が広がり、大人も楽しめる企画が押し上げた。

 昨年5月の利用者数は過去10年で最多だった16年の1545人を大きく上回る3830人。夏休み期間中の8月が最多で4305人(16年は1968人)だった。リニューアル前の4月を除いた2月末までに1万9873人が利用した。

 同プラネタリウムは、1980(昭和55)年の開館から40年以上が経過し、施設老朽化に伴う公共施設の長寿命化対策として、市が更新工事を実施した。市は24年度単年度予算で3億305万円の更新費を投入し、発光ダイオードの「高輝度LED」を使用する「オルフェウス」を導入。開館当初から稼働してきたハロゲン電球の旧式プラネタリウム「MS-10」の投影可能恒星数6200個に対し、最大800万個の星空が再現できるようになり、夕日や臨場感のある宇宙映像の投影も可能となった。ドーム全体にデジタル映像を投影できる高精細レーザープロジェクター2台を設置したことで、多様な映像コンテンツが映し出せるようになった。

 子ども向けのアニメーションが主だった企画は、利用者の要望もあって大人向けを増やした。利用者増について、管轄する市総合教育センターの担当者は「きれいなものが見られるようになった機器更新の効果が大きい」とみる。

 市は27年度にプラネタリウム以外の大幅な改修を計画中。利用好調なプラネタリウムの休場を極力短くして整備を進める方針という。指定管理者の三八五ふれあいネット(代表・三八五交通)・小笠原修代表は「子どもだけでなく、大人も楽しめる企画をこれから増やしていきたい」と話した。

 プラネタリウムの料金は大学生以上300円、高校生200円、中学生以下無料。休館日は月曜(祝祭日の場合は翌日)と年末年始。

2027年度の改修工事が予定されている2階展示スペース

リニューアル後、来場者数を伸ばしている八戸市視聴覚センター・児童科学館

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