八甲田に春 雪の回廊縫って走る一番バス


 冬季閉鎖されていた八甲田山系の観光ルート「八甲田・十和田ゴールドライン」(国道103号)が1日開通した。待ちわびた一般車両や一番バスが山あいを縫うように進み、春の観光シーズン幕開けを告げた。

 青森駅と十和田湖畔を結ぶJRバス東北「みずうみ号」の一番バスに合わせ、同日は青森駅前で出発式を行い、外国人など観光客ら22人が乗り込んだ。

 午前9時に酸ケ湯ゲートが開くと、一般車両やバイクなどの車列が「雪の回廊」をゆっくり進んだ。雪壁の高さは高い所で約7~8メートルに達し、ドライバーやバスの乗客らは迫力ある景色に圧倒された。

 香川県から車で来ていた西岡和弘さん(67)は「真っ白な雪の壁に囲まれて運転するのは楽しかった。天気が良く山々もきれい」と睡蓮沼付近からの景色を満喫していた。

 同ルートの青森市酸ケ湯-十和田市谷地間は、開通後も夜間(午後6時~翌午前9時)は通行止め。夜間規制解除は21日午前9時の予定。

高さ6~7メートルほどの「雪の回廊」を通過する一番バス。後ろは石倉岳=1日午前9時半、傘松峠付近

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