弘前公園外堀 胴吹き桜一輪ほころぶ

弘前公園外堀で咲いた胴吹きの桜=2日午後3時10分ごろ

 弘前さくらまつり(10日~5月5日)の開幕を控えた2日、青森県弘前市の弘前公園外堀で胴吹きのソメイヨシノが1輪ほころんだ。咲いたのは藤田記念庭園前付近。雨が降る中、滴をたたえた淡いピンク色の花びらが揺れていた。

 弘前公園では全域で桜のつぼみが順調に膨らんでいる。青森地方気象台によると、同市の最高気温は7度と冷え込んだものの、3月30日には最高気温が20度を超えるなど、春の陽気は着実に近づきつつある。

 市は外堀の開花を9日、園内は10日と見込む。付近を通りがかった同市の森田惠子さん(72)は「雨にぬれている桜もすてき」と笑顔で話した。

 また園内では弘前さくらまつりに向けた準備が進んでおり、この日は市公園緑地課の職員が出店業者に小屋を引き渡した。一部では早速、準備の作業に取りかかる人もいた。

 まつりは過去最も早い10日に開幕する。玉コンニャクなどを販売する赤石誠さん(41)は「開幕が早まり、準備期間が短くて大変。引き渡しも早めてくれたら対応しやすいのに」と話しながら、次々荷物を運び込んでいた。

弘前市公園緑地課の担当者(右)から小屋の引き渡しを受ける出店者=2日午前、弘前公園

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