弘果でリンゴ取引活発/雪害などで数量減

リンゴの出荷が本格化し、活発な競りが行われた弘前市の弘果弘前中央青果=27日午前7時45分ごろ

 全国有数のリンゴ産地である津軽地方で、2025年産の出荷が本格化している。27日、青森県弘前市の弘果弘前中央青果では貯蔵性に優れた「有袋ふじ」を中心に7万7268箱(1箱約20キロ)が上場され、活発な取引が行われた。ただ、数量は前年産に比べ約15%減で推移しており、弘果の担当者は「昨冬の雪害や鳥による食害の影響が大きい」と語った。

 同日に上場された品種の約4割が有袋ふじで、黄色品種の王林やぐんま名月なども取引された。11月からは、袋をかけずに日光に長く当てて育てる主力の「サンふじ」の出荷が本格化する。

 弘果によると、本年産は夏の少雨の影響で十分に大きくならないリンゴが多かった。また、9月に津軽を襲った強風で傷が付いた下位等級品も散見された。

 価格は、全国的な品薄感などを背景に前年産並みの高水準で推移。この日の有袋ふじの上実(1箱)は高値1万7280円、中値1万800円、安値9720円だった。

 弘果の會田一男専務は「肥料、農薬といった生産コストの上昇や後継者確保を考えると現在の価格水準で安定してほしい。そうでないと(リンゴを柱とする)津軽の経済が成り立っていかないと思う」と語った。

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