
青森市油川地区の国道280号バイパス沿いで毎年秋に開かれていた「かかしロード」が20日、「かかしフェスタ de Aburakawa」に名前を変え今年も始まった。地元の小中高生が制作した表情豊かなかかし約70体が並び、行き交うドライバーを楽しませている。10月13日まで。
2007年にスタートした「かかしロード」は、運営スタッフの高齢化などを背景に今春の展示をもって終了。しかし地域住民から惜しむ声が上がり、同地区の有志が実行委員会を立ち上げ、再出発を切った。
今年のかかしは油川小、油川中、青森北高、青森第一高等養護の各校の生徒が中心となって制作。これまで目玉だった、ねぶた師が作る高さ5メートル超の「シンボルかかし」はないものの、大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」、青森国スポの「アップリート君」など多彩な作品がそろった。
20日、国道沿いで開かれたオープニングセレモニーでは、制作に携わった児童生徒が作品のテーマや工夫した点を紹介。式後、油川小の児童が自分で作ったかかしを見て回った。
後藤愛惺(あいせい)さん(5年)は「作るのが大変だった分、展示されたかかしを見てうれしい気持ちになった。たくさんの人に見てほしい」と笑顔で話した。
実行委の葛西清光会長は「かかしの火を消さずに続けることができ、ほっとしている。いずれはシンボルかかしを復活できればうれしい」と語った。
2007年にスタートした「かかしロード」は、運営スタッフの高齢化などを背景に今春の展示をもって終了。しかし地域住民から惜しむ声が上がり、同地区の有志が実行委員会を立ち上げ、再出発を切った。
今年のかかしは油川小、油川中、青森北高、青森第一高等養護の各校の生徒が中心となって制作。これまで目玉だった、ねぶた師が作る高さ5メートル超の「シンボルかかし」はないものの、大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」、青森国スポの「アップリート君」など多彩な作品がそろった。
20日、国道沿いで開かれたオープニングセレモニーでは、制作に携わった児童生徒が作品のテーマや工夫した点を紹介。式後、油川小の児童が自分で作ったかかしを見て回った。
後藤愛惺(あいせい)さん(5年)は「作るのが大変だった分、展示されたかかしを見てうれしい気持ちになった。たくさんの人に見てほしい」と笑顔で話した。
実行委の葛西清光会長は「かかしの火を消さずに続けることができ、ほっとしている。いずれはシンボルかかしを復活できればうれしい」と語った。