
津軽地方最大の秋祭り「岩木山お山参詣」が20日、青森県弘前市百沢の岩木山神社で始まった。「向山(むかいやま)」と呼ばれる初日は、雨空にもかかわらず多くの参拝客が訪れ、境内はにぎわいを見せた。
お山参詣は岩木山をご神体とする岩木山神社に家内安全や五穀豊穣(ほうじょう)を願い集団登拝する伝統行事で「ヤマカゲ」などとも称される。「岩木山の登拝行事」の名称で1984年、国重要無形民俗文化財に指定された。
この日は小雨がぱらつく中、参拝客がしっとりとぬれた参道を傘を差しながらゆっくり上り、拝殿に手を合わせた。子どもとともに訪れた市内の佐藤瑞貴さん(34)は「たまたま参拝に来たらお山参詣の初日だった。家族が病気やけがをせずに過ごせるようにとお願いした」と語った。
2日目の21日に行われる「宵山(よいやま)」は隊列を組んだ参拝者が「サイギサイギ」の唱文とともに津軽一円から岩木山神社に集う。最終日の「朔日山(ついたちやま)」は参拝者がご来光を拝むため岩木山の山頂を目指す。
お山参詣は岩木山をご神体とする岩木山神社に家内安全や五穀豊穣(ほうじょう)を願い集団登拝する伝統行事で「ヤマカゲ」などとも称される。「岩木山の登拝行事」の名称で1984年、国重要無形民俗文化財に指定された。
この日は小雨がぱらつく中、参拝客がしっとりとぬれた参道を傘を差しながらゆっくり上り、拝殿に手を合わせた。子どもとともに訪れた市内の佐藤瑞貴さん(34)は「たまたま参拝に来たらお山参詣の初日だった。家族が病気やけがをせずに過ごせるようにとお願いした」と語った。
2日目の21日に行われる「宵山(よいやま)」は隊列を組んだ参拝者が「サイギサイギ」の唱文とともに津軽一円から岩木山神社に集う。最終日の「朔日山(ついたちやま)」は参拝者がご来光を拝むため岩木山の山頂を目指す。