
「浅虫の火は消さない」。青森市浅虫の任意団体「浅虫まちおこし応援団がっちゃんこ」は15日、サンセットビーチあさむしで「復活浅虫花火大会」を開く。過去74回の歴史を誇る浅虫温泉花火大会の中止発表を受け、「復活」を旗印にクラウドファンディング(CF)で資金を募った結果、開催のめどが立った。大会まで1週間を切り、メンバーらは準備に奔走している。
がっちゃんこは地元・浅虫中学校の同級生らで構成。CFは目標額の500万円を超える566万円超が集まり、昨年と同規模の3千発が確保できそうだ。CFで支援した個人は県外在住者が約半数を占め、青森県出身で「幼少期に毎年見に行っていた」などゆかりがある人が多かったという。
有料観覧席は1300席を用意。団体ホームページなどで前売り券を販売している。これまでの大会はパイプ椅子だけだったというが、今回はテーブルと4席のセットや乳幼児がいても安心な「フロアマット」席など5種類の席を用意し、観客のニーズに応えられるよう工夫した。サンセットビーチの芝生エリアは無料席として利用できる。ビーチや道の駅周辺には出店も並ぶ。
復活の原動力になったのは「浅虫の子どもたちに迫力ある花火を間近で見てほしい」との思いだといい、地元の子どもたち向けの「招待席」も用意した。
駐車場は約600台分を確保。当日は青い森鉄道が青森-浅虫温泉駅間の臨時列車を運行する。
現在はメンバーらが、本業の合間にポスターを張ったり、花火師との連絡、当日の会場設営やスタッフの動きの確認などを急ピッチで進めている。
代表の井上丹(あかし)さん(42)は「今年の花火大会が中止になったことは知られているが15日に『復活』することはあまり知られていない」と課題を挙げる。「手づくりの花火大会。のんびりとくつろいで見てほしい。例年は高校生同士で来る人も多い。若い人にたくさん来てほしい」と呼びかけた。
花火大会の詳細は、がっちゃんこのホームページで確認できる。観覧席は当日券も用意している。
がっちゃんこは地元・浅虫中学校の同級生らで構成。CFは目標額の500万円を超える566万円超が集まり、昨年と同規模の3千発が確保できそうだ。CFで支援した個人は県外在住者が約半数を占め、青森県出身で「幼少期に毎年見に行っていた」などゆかりがある人が多かったという。
有料観覧席は1300席を用意。団体ホームページなどで前売り券を販売している。これまでの大会はパイプ椅子だけだったというが、今回はテーブルと4席のセットや乳幼児がいても安心な「フロアマット」席など5種類の席を用意し、観客のニーズに応えられるよう工夫した。サンセットビーチの芝生エリアは無料席として利用できる。ビーチや道の駅周辺には出店も並ぶ。
復活の原動力になったのは「浅虫の子どもたちに迫力ある花火を間近で見てほしい」との思いだといい、地元の子どもたち向けの「招待席」も用意した。
駐車場は約600台分を確保。当日は青い森鉄道が青森-浅虫温泉駅間の臨時列車を運行する。
現在はメンバーらが、本業の合間にポスターを張ったり、花火師との連絡、当日の会場設営やスタッフの動きの確認などを急ピッチで進めている。
代表の井上丹(あかし)さん(42)は「今年の花火大会が中止になったことは知られているが15日に『復活』することはあまり知られていない」と課題を挙げる。「手づくりの花火大会。のんびりとくつろいで見てほしい。例年は高校生同士で来る人も多い。若い人にたくさん来てほしい」と呼びかけた。
花火大会の詳細は、がっちゃんこのホームページで確認できる。観覧席は当日券も用意している。