オープニングフェスティバルで八戸小唄を披露する出演者たち

 第35回県民文化祭のオープニングフェスティバルが7日、青森県八戸市のSG GROUPホールはちのへ(市公会堂)で開かれた。出演者たちが演奏や舞踊など多彩な演目を披露し、約1500人の観客が盛んに拍手を送った。

 第1部の式典では、同文化祭実行委員会の神秀次郎会長(県文化振興会議理事長)があいさつ。奥田忠雄副知事が宮下宗一郎知事の祝辞を代読し、熊谷雄一市長が歓迎の言葉を述べた。

 第2部は「響け この地に 南部の風よ」をテーマに八戸市文化協会の団体が出演した。八戸聖ウルスラ学院高校の生徒による詩の朗読や、日本舞踊で厳かに開演。日本舞踊各団体による八戸小唄などのほか、八幡馬、やませなど同市にゆかりがあるテーマを取り入れたバレエ、フラダンスが舞台を彩った。ラストは「フイ オ カマレイ オハイアリイ フラスタジオ」が県民の歌「青い森のメッセージ」に合わせ、流麗な踊りで締めくくった。

 市文化協会の泉紫峰会長は「喜んでいただきほっとしている。それぞれの分野別フェスティバルへ向けて励みになったと思う」と話した。

 県民文化祭は11月16日まで同市などで分野別フェスティバルが行われる。

「青い森のメッセージ」に合わせて踊る「フイ オ カマレイ オハイアリイ フラスタジオ」のメンバーたち

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