
青森県大鰐町の若手農業者でつくる町高原果菜生産組合「鰐人(わにんど)」(下山永一郎代表)が今年、3種類の野菜の独自シリーズ「ワニベジ」の販売を開始した。このうちピーマンの「ワニピ」が8月から、生活協同組合コープあおもり(本部・青森市)の宅配サービスで提供をスタート、生で食べられる苦みの少なさやビタミンCの多さが好評という。
シリーズ名は、町名と組合名にちなんだ「ワニ」に野菜名や品種名を組み合わせた。今年はワニピに続き、ミニトマトの「ワニトマ」、小玉スイカの「ワニピノ」を販売。紹介用紙やステッカーなどに、野菜嫌いの子どもにも親しみやすいワニと野菜の合体キャラクターをあしらった。今季はワニピノがすでに販売を終了。ワニピは9月まで、ワニトマは弘前市内のスーパーで11月ごろまで販売する予定という。
なかじま農園(中嶋大樹代表)が生産する「ワニピ」は、大きさが9~10センチ程度で、一般サイズの7センチ程度から一回り大きい。通常品より約1週間長く育てるため、苦みが少なくて甘みが増え、生食にも適するという。成分分析では、ビタミンCが100グラムあたり77~143ミリグラムで一般品の76ミリグラムを上回り、鰐人はビタミンCに関する「栄養機能食品」とうたっている。
中嶋代表は「料理では脇役になる野菜だが、このおいしさでピーマン好きの子どもが増えてほしい」、下山代表は「来年以降はサツマイモなど品目を増やし、将来は加工品販売にもつなげたい」と期待を込めた。
シリーズ名は、町名と組合名にちなんだ「ワニ」に野菜名や品種名を組み合わせた。今年はワニピに続き、ミニトマトの「ワニトマ」、小玉スイカの「ワニピノ」を販売。紹介用紙やステッカーなどに、野菜嫌いの子どもにも親しみやすいワニと野菜の合体キャラクターをあしらった。今季はワニピノがすでに販売を終了。ワニピは9月まで、ワニトマは弘前市内のスーパーで11月ごろまで販売する予定という。
なかじま農園(中嶋大樹代表)が生産する「ワニピ」は、大きさが9~10センチ程度で、一般サイズの7センチ程度から一回り大きい。通常品より約1週間長く育てるため、苦みが少なくて甘みが増え、生食にも適するという。成分分析では、ビタミンCが100グラムあたり77~143ミリグラムで一般品の76ミリグラムを上回り、鰐人はビタミンCに関する「栄養機能食品」とうたっている。
中嶋代表は「料理では脇役になる野菜だが、このおいしさでピーマン好きの子どもが増えてほしい」、下山代表は「来年以降はサツマイモなど品目を増やし、将来は加工品販売にもつなげたい」と期待を込めた。
