「金山を開発せよ!」藩の開発プロジェクトに迫る絵巻 もりおか歴史文化館で貴重資料を展示

全長12メートルに及ぶ「奥州盛岡金山稼方之図」(手前)など、金沢金山の様子を描いた絵巻
 盛岡市内丸のもりおか歴史文化館は企画展「金山を開発せよ-『大槌金沢(かねざわ)金山之図』制作に迫る-」を開いている。江戸時代に開発された大槌町の金沢金山を描いた絵巻や盛岡藩士の日記などをひもとき、藩の金山開発プロジェクトに迫る。

 4章構成で、展示資料は54点。中心となるのが複数存在する金沢金山の絵巻、総称「大槌金沢金山之図」だ。

 絵巻は全長12メートルの「奥州盛岡金山稼方(かせぎかた)之図」(同館所蔵)とその写し(岩手大図書館所蔵)、「金沢御山(おやま)大盛(たいせい)之図」(県立博物館所蔵)など、県内外に7点が存在する。今回は県内の3点を実物展示。金の採掘から製錬まで一連の作業が描かれ、生き生きとした鉱夫の表情も目を引く。方言の解説も興味深い。

 10月26日まで(9月18日以降展示場面替えあり)。午前9時から午後7時。一般300円、高校生200円、小中学生100円。9月17日、10月21日休館。問い合わせは同館(019-681-2100)へ。

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