東北最大規模のゲームイベント「BTR（ビヨンド・ザ・リージョン）　ゲーミングフェスティバルレベル5」が30日、青森県八戸市のマチニワを会場に2日間の日程で始まった。

　ステージ上の企画のほか、気軽に参加できるゲーム体験など多彩なコーナーがあり、大勢の来場者がゲームとeスポーツを楽しんでいる。入場無料で、31日は午前9時～正午に開催する。

　「電音エンジニアリング」（東京）が主催。同社マーケティングイノベーション部の齋藤桂課長は「八戸での開催は5回目。催事の知名度が上がり、多くの企業、学校関係者と手を携えることができるようになった。ゲーム未経験者にも来てもらえる場づくりを目指している」と語った。

　企業対抗戦で2位となった東北電力青森支店チームの増田隆盛さん（53）は「ゲームをするのは30年ぶり。自分が親しんだ時代より操作するボタンが多く戸惑ったが、楽しかった」と笑顔で話した。

　実況は吉本興業の「裏切りマンキーコング」が担当。にしざわ学園さん（35）＝八戸市出身＝と風次（ふうじ）さんによるコンビで、にしざわ学園さんは取材に「故郷で仕事ができ、うれしい。八戸は、ここにしかない空気感があり落ち着く」と話した。