
青森県野辺地町の「のへじ祇園まつり」は2日目の22日、メインイベントの山車合同運行を行った。6年ぶりに夜間実施となり、美しい山車が優雅な祇園囃子(ばやし)とともに町中心部を練り歩き、夏の夜を彩った。
同まつりは京都祇園祭の流れをくみ、北前船交易で伝わったとされる。今年は各祭典部が伝説や史実などを題材に制作した7台が参加。野辺地駅前に集結し、笛や太鼓、手びらがねの音色を響かせながら、野辺地八幡宮まで2キロほどの道のりをゆっくりと進んだ。二階層造りの山車の一階では、赤い振り袖をまとうなど天女姿の少女たちが小太鼓をたたき、風情ある雰囲気を演出。沿道の見物客は、ライトアップされて闇夜に鮮やかに浮かび上がる山車が通るたびに、盛んに拍手を送った。
家族5人で運行を楽しんだ同町の会社員佐藤一敏さん(38)は「やっぱり夜の方が電飾があって映える。今年の運行も良かった」と満足げに話した。
山車審査では、最優秀賞に馬門組祭典部の「那須野九尾狐討取(なすのきゅうびのきつねをうちとる)」が選ばれた。
そのほかの受賞団体は次の通り。
▽優秀賞 駅前組
▽秀作 新道組
▽特別賞 下袋町組
同まつりは京都祇園祭の流れをくみ、北前船交易で伝わったとされる。今年は各祭典部が伝説や史実などを題材に制作した7台が参加。野辺地駅前に集結し、笛や太鼓、手びらがねの音色を響かせながら、野辺地八幡宮まで2キロほどの道のりをゆっくりと進んだ。二階層造りの山車の一階では、赤い振り袖をまとうなど天女姿の少女たちが小太鼓をたたき、風情ある雰囲気を演出。沿道の見物客は、ライトアップされて闇夜に鮮やかに浮かび上がる山車が通るたびに、盛んに拍手を送った。
家族5人で運行を楽しんだ同町の会社員佐藤一敏さん(38)は「やっぱり夜の方が電飾があって映える。今年の運行も良かった」と満足げに話した。
山車審査では、最優秀賞に馬門組祭典部の「那須野九尾狐討取(なすのきゅうびのきつねをうちとる)」が選ばれた。
そのほかの受賞団体は次の通り。
▽優秀賞 駅前組
▽秀作 新道組
▽特別賞 下袋町組