「駅舎オーナー」になりませんか 内陸線鷹巣駅、8月末まで募集

駅舎オーナーを募集している秋田内陸線鷹巣駅
 秋田内陸線を運行する秋田内陸縦貫鉄道(吉田裕幸社長、秋田県北秋田市)は、鷹巣駅の「駅舎オーナー」を募集している。オーナーになると、駅待合室に設置されるメモリアルボードに名前など記載されるほか、コースに応じて内陸線にちなんだ記念品が贈られる。

 内陸線ではこれまで、阿仁合、比立内の両駅舎でオーナーを募集しており、鷹巣で3駅目。今回は自転車をそのまま列車内に持ち込める「サイクルトレイン」が、内陸線の全29駅のうち唯一利用できていなかった鷹巣駅でも5月から可能となったことを記念して企画した。

 コースは2千~4500円の4種類。価格に応じ、名前を刻むプレートの素材がシールまたは杉板となり、記念品は「秋田杉記念コースター」か、国鉄時代の形と色を再現した鷹巣駅発行「懐かしの硬券詰め合わせ」のいずれかとなる。募集人数は、内陸線の営業キロ数の94・2キロにちなんで942人。メモリアルボードの完成・公開と記念品の発送は10月ごろを予定している。

 希望者は、所定の申込用紙に必要事項を記入して郵送、または有人駅の窓口(鷹巣、阿仁合、角館)に持ち込む。代金は、郵送の場合は銀行振り込みで、駅に持参する場合は申込用紙と合わせて直接支払う。オンラインショップ「笑EMIショップ」からも申請可能。詳細は内陸線ホームページで確認できる。

 締め切りは8月末。郵送の宛先は〒018―4613、北秋田市阿仁銀山字下新町41の1、秋田内陸縦貫鉄道。問い合わせは同社TEL0186・82・3231(平日午前9時~午後5時)

北秋田市

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