森吉山(秋田県北秋田市)

 「空を仰げば森吉の/峰は気高くそびえ立つ」。壮大な曲調の北秋田市民歌の歌詞冒頭に登場する森吉山(1454メートル)は、四季折々の見どころにあふれ、年間を通して登山やトレッキングの愛好者らが訪れる人気スポットだ。

 森吉山の北東麓から南東麓にかけての地域は「奥森吉」「奥阿仁」と呼ばれ、渓谷や渓流、ブナの原生林、名瀑群が広がる。紅葉は10月上旬から徐々に深まり、森全体が鮮やかな黄や赤に染まった。錦秋の風情を楽しもうと全国から大勢の観光客が訪れた。

 冬季の観光の目玉は、「アイスモンスター」などの異名を持つ樹氷群。高さ10メートル近い巨大な樹氷もあり、自然が織り成す造形美が見る者を圧倒する。樹氷群は、森吉山阿仁スキー場のゴンドラ山頂駅舎(1167メートル)から5分ほど登った場所に広がる。見頃は例年1~2月ごろ。

 雪解けの時期から秋にかけては300種類以上といわれる高山植物が咲き誇る。

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