
全国有数の桜の名所・青森県弘前市の弘前公園で16日、弘前さくらまつりが開幕する。当初の予定から2日前倒しのスタートとなり、15日の園内では朝から露店出店者が最終確認に追われたほか、夜には桜のライトアップ試験点灯が行われ、関係者が花見客を迎える準備を急ピッチで整えた。一方で主役のソメイヨシノは、外堀の予想開花日だったが数輪ほころんだのみで、開花宣言は明日以降に持ち越しとなった。
同日は東門近くの外堀でソメイヨシノがほころんだ。しかし、市は外堀の開花条件を「南・北・東の3面が全て咲く」としている。市公園緑地課によると、先週の開花予想時点よりも気温が低く推移し、3面全てで咲かなかったという。
市の予想では園内は16日開花、21日が満開となっている。同課主査で桜守の丸居和(なぎ)さん(45)は「園内と外堀が同じ日に開花した年もある」とし、「園内の標準木は花芽の先が割れ、花びらが見えてきているところもある。現段階では明日の気温次第」と話した。
園内は店舗設営や仕込み作業を行う露店出店者たちで一日中慌ただしい雰囲気に包まれた。店の飾り付け作業を行っていた地酒を販売する佐藤商店の代表・加福信大さん(29)は「桜を楽しむ人であふれかえるようなまつりになれば」と期待を寄せた。
夜には弘前地区電気工事業協同組合や市などが桜のライトアップの試験点灯を行った。約20人が園内を回り、木への照明の当たり具合を確認。より美しい夜桜となるよう角度を調整した。ライトアップは期間中毎日、日没から午後10時まで行われる。
このほか、まつり開幕に合わせて西堀では貸しボートの営業が、中堀では観光舟の運航が始まる。まつりは5月5日まで。
同日は東門近くの外堀でソメイヨシノがほころんだ。しかし、市は外堀の開花条件を「南・北・東の3面が全て咲く」としている。市公園緑地課によると、先週の開花予想時点よりも気温が低く推移し、3面全てで咲かなかったという。
市の予想では園内は16日開花、21日が満開となっている。同課主査で桜守の丸居和(なぎ)さん(45)は「園内と外堀が同じ日に開花した年もある」とし、「園内の標準木は花芽の先が割れ、花びらが見えてきているところもある。現段階では明日の気温次第」と話した。
園内は店舗設営や仕込み作業を行う露店出店者たちで一日中慌ただしい雰囲気に包まれた。店の飾り付け作業を行っていた地酒を販売する佐藤商店の代表・加福信大さん(29)は「桜を楽しむ人であふれかえるようなまつりになれば」と期待を寄せた。
夜には弘前地区電気工事業協同組合や市などが桜のライトアップの試験点灯を行った。約20人が園内を回り、木への照明の当たり具合を確認。より美しい夜桜となるよう角度を調整した。ライトアップは期間中毎日、日没から午後10時まで行われる。
このほか、まつり開幕に合わせて西堀では貸しボートの営業が、中堀では観光舟の運航が始まる。まつりは5月5日まで。

