青森県弘前市の弘前公園で25日、園内の樹木を雪の重さから守る雪囲いと雪吊(つ)りの作業が始まり、市公園緑地課の職員ら約30人が、冬本番を前に手際よく作業を進めた。12月上旬までに、ツツジやシャクナゲなどの低木類約3万本に雪囲いを設置、マツなど高さのある木約40本には樹形に沿って縄を張る雪吊りを施す。
初日は下乗橋付近で作業を行った。職員らは長さ約1.8メートルのヒバの板と丸太を組み合わせたものを縄でくくり、木を覆うように三角屋根の囲いを作っていた。
雪吊りは木のてっぺんに付ける頭飾りが見どころ。本丸付近では、来年の干支(えと)「巳(み)」にちなんだ蛇のほか、リンゴや金魚ねぷたなどを縄で模したかわいらしい頭飾りがお目見えした。
同課の橋場真紀子主幹は「まずは安全第一に作業を進めたい。冬の間、弘前公園を訪れた方に、ヒバの香りや庭園の美しさを楽しんでいただければ」と話した。
初日は下乗橋付近で作業を行った。職員らは長さ約1.8メートルのヒバの板と丸太を組み合わせたものを縄でくくり、木を覆うように三角屋根の囲いを作っていた。
雪吊りは木のてっぺんに付ける頭飾りが見どころ。本丸付近では、来年の干支(えと)「巳(み)」にちなんだ蛇のほか、リンゴや金魚ねぷたなどを縄で模したかわいらしい頭飾りがお目見えした。
同課の橋場真紀子主幹は「まずは安全第一に作業を進めたい。冬の間、弘前公園を訪れた方に、ヒバの香りや庭園の美しさを楽しんでいただければ」と話した。