「バイバイ、リリー」 大森山でアフリカゾウのお別れ会、来月八木山へ

餌を鼻で器用につかむアフリカゾウのリリー
 秋田市浜田のあきぎんオモリンの森(大森山動物園)で26日、来月で仙台市の八木山動物公園に移るアフリカゾウ「リリー」(雌、推定35歳)のお別れ会が開かれた。多くの来場者が訪れ、別れを惜しんだ。

 リリーは2018年、大森山で飼育していた「花子」(雌、推定35歳)と入れ替わる形で八木山から来園。目指していた自然繁殖が難しくなったため、2頭は元の園に戻ることが決まった。

 この日はリリーへの感謝を込め、餌に好物のリンゴやミカン、桜の木の枝が与えられた。リリーは長い鼻を器用に動かし、おいしそうに口に運んでいた。来園者は様子を見守り、写真を撮るなどした。「バイバイ」「またね」と声をかける人もいた。

 飼育員はリリーとの思い出を紹介。「6年前に来園した時は体が小さかった。餌をたくさん食べ、ここまで大きくなった」「おとなしくて優しい性格」と振り返った。このほか、リリーの写真をあしらったカードを子どもたちに配った。

 家族3人で盛岡市から訪れた谷藤朋久ちゃん(4)は「さみしいけど、今度は八木山動物公園に見に行きたい」と話した。

 リリーを6年間担当した飼育員の山上昇さん(52)は「たくさんの人が来てくれて、改めてリリーの存在の大きさを感じた」と語った。

 リリーは来月3日、花子は同5日に移送される予定。

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