土崎港曳山まつり(秋田市)

 秋田市土崎港の土崎神明社の例大祭。宝永元(1704)年、北前船の船乗りが土崎神明社にみこしを寄進したことがはじまりとされる。

 毎年7月20日に神明社に曳山を奉納する「宵宮祭」、21日に例大祭を行う。21日は神事の後、曳山が各町内を練り歩く「御幸曳山(みゆきやま)」や町内に帰る「戻り曳山(もどりやま)」を行う。

 曳山に勇壮な武者人形と世相を風刺した「見返し」を飾るのが特徴。「ジョヤサ、ジョヤサ」の掛け声と軽快なはやしを響かせながら町内を練り歩く。国重要無形民俗文化財。

 2016年に、「土崎港曳山まつり」「角館祭りのやま行事(角館のお祭り・仙北市)」「花輪祭の屋台行事(花輪ばやし・鹿角市)」を含む18府県33件の祭りで構成する「山・鉾(ほこ)・屋台行事」が無形文化遺産に登録された。

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