シャクの花ふんわり、斜面彩る 千秋公園で見頃

斜面に広がるシャクの花
 秋田市の千秋公園でシャクの花が見頃を迎えている。たくさんのかれんな白い花が一面に広がり、好天に恵まれた8日は訪れた人を楽しませていた。

 シャクは時鐘「千秋の鐘」とあやめ園の間の北西部の斜面に群生する。茎が1メートルほど伸び、1本の枝から直径約2センチの花が10個近く咲かせる。花は一つ一つが雪の結晶のような幾何学的な形をしており、遠くからは広がる様子、近くからは花の形を楽しむことができる。

 この日は秋田令和高校の3年生が、公園の歴史などを学ぶフィールドワークの授業で公園を散策。生徒は美しい光景に見入っていた。

 川村丈一郎君(17)は「真っ白な光景も美しいけど、一つ一つの花が小さくてかわいい。見ていて心が癒やされる」と話した。
 花は来月まで楽しめる見込み。

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