青森県八戸市本徒士町の国登録有形文化財「更上閣」で、くつろぎながらえんぶりを満喫できる「お庭えんぶり」(八戸地方えんぶり保存振興会主催)が20日まで開かれている。八戸えんぶり2日目の18日も多くの観客が訪れ、歴史ある建造物と伝統芸能の共演に見入っていた。
お庭えんぶりは、かつて「旦那様」と呼ばれた地主の邸宅で舞ったえんぶり組の姿を再現したもので、2004年に始まった。期間中は更上閣の座敷に100席の観覧席が設置され、八戸せんべい汁や甘酒を味わいながら各えんぶり組の「摺(す)り」をゆったりと楽しむことができる。
同日は重地えんぶり組がゆっくりとした動きが特徴の「ながえんぶり」を、小中野えんぶり組がテンポが速く激しい動きの「どうさいえんぶり」をそれぞれ披露した。初めてえんぶりを見たという義家聖太郎さん(49)=東京都出身=は「夕方からだんだん暗くなる中で見るのが情緒があってすてきだった。せんべい汁もおいしかった」と満足した様子だった。
八戸えんぶりは18日、お庭えんぶりのほか、市公会堂のえんぶり公演、市庁前市民広場のかがり火えんぶりなどを行った。最終日の20日まで市内各地でさまざまな催しが開かれる。
お庭えんぶりは、かつて「旦那様」と呼ばれた地主の邸宅で舞ったえんぶり組の姿を再現したもので、2004年に始まった。期間中は更上閣の座敷に100席の観覧席が設置され、八戸せんべい汁や甘酒を味わいながら各えんぶり組の「摺(す)り」をゆったりと楽しむことができる。
同日は重地えんぶり組がゆっくりとした動きが特徴の「ながえんぶり」を、小中野えんぶり組がテンポが速く激しい動きの「どうさいえんぶり」をそれぞれ披露した。初めてえんぶりを見たという義家聖太郎さん(49)=東京都出身=は「夕方からだんだん暗くなる中で見るのが情緒があってすてきだった。せんべい汁もおいしかった」と満足した様子だった。
八戸えんぶりは18日、お庭えんぶりのほか、市公会堂のえんぶり公演、市庁前市民広場のかがり火えんぶりなどを行った。最終日の20日まで市内各地でさまざまな催しが開かれる。