大正期のステンドグラスが現存する青森県中泊町尾別の「宮越家」で17日、秋の一般公開が始まった。初日は時折雨の降るあいにくの天気だったが、県内外から見学者が訪れ、ステンドグラス作家・小川三知(1867~1928年)の作品を堪能した。11月19日まで。
公開しているのは、同家の離れ「詩夢庵(しむあん)」や庭園の「静川園(せいせんえん)」。ボランティアガイドの案内で詩夢庵内を巡った見学者は、小川の傑作とされる「四季花木障子」や「十三潟景観」を鑑賞した。続いて静川園を歩き、秋の日本庭園の風情を楽しんだ。
長野県から初めて訪れたという竹村弘さん(71)は「自分もステンドグラスを制作しているが、小川三知の作風が好きで、模したこともある。今回本物を見ることができて本当に感激した」と笑顔で語った。
宮越家現当主の寛(ゆたか)さん(64)は「ステンドグラスを通しての紅葉をぜひ見てほしい。また、(庭園の)築山からの景観は今回の新しいポイントなので、そちらも」と話していた。
一般公開のチケットの問い合わせは、町文化観光交流協会(電話0173-57-9030)へ。
公開しているのは、同家の離れ「詩夢庵(しむあん)」や庭園の「静川園(せいせんえん)」。ボランティアガイドの案内で詩夢庵内を巡った見学者は、小川の傑作とされる「四季花木障子」や「十三潟景観」を鑑賞した。続いて静川園を歩き、秋の日本庭園の風情を楽しんだ。
長野県から初めて訪れたという竹村弘さん(71)は「自分もステンドグラスを制作しているが、小川三知の作風が好きで、模したこともある。今回本物を見ることができて本当に感激した」と笑顔で語った。
宮越家現当主の寛(ゆたか)さん(64)は「ステンドグラスを通しての紅葉をぜひ見てほしい。また、(庭園の)築山からの景観は今回の新しいポイントなので、そちらも」と話していた。
一般公開のチケットの問い合わせは、町文化観光交流協会(電話0173-57-9030)へ。