青森県鯵ケ沢町の海の駅わんど向かいの特設会場で9月2日、4年ぶりに「イカのカーテンまつり」(主催・町商工会)が開かれる。会場では、白八幡宮大祭の山車(やま)を展示し、おはやしなどが披露される予定。直近では2017年に開催された4年に1度の同大祭だが、コロナ禍と豪雨による2年連続中止を経て、次回は25年開催。開催間隔が大きく空くことで伝統芸能の継承が危ぶまれる中、貴重な披露の場となり、「2年後の大祭につながる」と関係者は歓迎している。
8月30日夜、同町の新田町集会所では、田中町町内会のメンバーがおはやしの練習に励んでいた。同町内会大祭実行委員会代表の柴田良材(よしき)さん(59)は「大祭とは違うが、何にもなく2年後を迎えるより、1回くらいは人前に出る機会があった方が次につながる。『祭りばか』なのでわくわくしてきた」と話す。
練習には、母親が田中町出身という縁で町外から駆けつけた子どもたちの姿も。つがる市の穂波小学校3年長内柚杏(ゆあ)さんは「去年は練習したのに大祭に出られず悲しかった。たくさんの人の前でも恥ずかしがらず、リズムを間違えないようにかねをたたきたい」。黒石市の六郷小3年五十嵐七海さんは「本番が楽しみ。声を大きく出し、かねの真ん中をたたきたい」と意気込みを語った。
おはやしの披露は午後2時から。鯵ケ沢町と同じ北前船の寄港地の野辺地町から、「のへじ祇園まつり」の駅前組祭典部も駆けつけ、祇園ばやしや神楽を披露する。わんど近くの町中央公民館では、白八幡宮大祭とのへじ祇園まつりを紹介するコーナーを18日まで設置している。
イカのカーテンまつりは午前9時半から午後4時まで開催。午前10時半から横幅約36メートルのイカのカーテンづくりを行うほか、焼きイカ体験コーナーもある。
8月30日夜、同町の新田町集会所では、田中町町内会のメンバーがおはやしの練習に励んでいた。同町内会大祭実行委員会代表の柴田良材(よしき)さん(59)は「大祭とは違うが、何にもなく2年後を迎えるより、1回くらいは人前に出る機会があった方が次につながる。『祭りばか』なのでわくわくしてきた」と話す。
練習には、母親が田中町出身という縁で町外から駆けつけた子どもたちの姿も。つがる市の穂波小学校3年長内柚杏(ゆあ)さんは「去年は練習したのに大祭に出られず悲しかった。たくさんの人の前でも恥ずかしがらず、リズムを間違えないようにかねをたたきたい」。黒石市の六郷小3年五十嵐七海さんは「本番が楽しみ。声を大きく出し、かねの真ん中をたたきたい」と意気込みを語った。
おはやしの披露は午後2時から。鯵ケ沢町と同じ北前船の寄港地の野辺地町から、「のへじ祇園まつり」の駅前組祭典部も駆けつけ、祇園ばやしや神楽を披露する。わんど近くの町中央公民館では、白八幡宮大祭とのへじ祇園まつりを紹介するコーナーを18日まで設置している。
イカのカーテンまつりは午前9時半から午後4時まで開催。午前10時半から横幅約36メートルのイカのカーテンづくりを行うほか、焼きイカ体験コーナーもある。