青森県弘前市悪戸鳴瀬の岩木川河川敷で7日夜、4年ぶりに行われた弘前ねぷたまつりの「なぬかびおくり」。多くの運行関係者や観衆が見守る中、沿道を彩った武者絵に火がともされ、熱気に満ちたまつりに別れを告げた。
今年のまつりに参加した63団体のうち、はやしのみの団体を含めて13団体が参加。日が暮れると扇ねぷたと組ねぷた9台が河川敷沿いをゆっくりと進み、流れる川面を表現した。
名残を惜しむかのような戻りばやしが響く中、弘前ネプタ愛好会、東奥義塾150周年記念ねぷた、幻満舎の扇ねぷた計4台に火が放たれた。
瞬く間に赤い炎に包まれる鏡絵の武者。会場から歓声が湧き上がる中、枠組みだけを残して静かに燃え尽きた。
同市の永澤幸江さん(50)は「なぬかびおくりがあるまつりは全然違う。これで夏が終わってさみしくなる」と話した。
なぬかびおくりは、かつて、まつり最終日にねぷたを川に流していた風習にちなみ、2011年から開催している。20~22年は新型コロナウイルス感染拡大の影響などのため中止し、4年ぶりに行った。
今年のまつりに参加した63団体のうち、はやしのみの団体を含めて13団体が参加。日が暮れると扇ねぷたと組ねぷた9台が河川敷沿いをゆっくりと進み、流れる川面を表現した。
名残を惜しむかのような戻りばやしが響く中、弘前ネプタ愛好会、東奥義塾150周年記念ねぷた、幻満舎の扇ねぷた計4台に火が放たれた。
瞬く間に赤い炎に包まれる鏡絵の武者。会場から歓声が湧き上がる中、枠組みだけを残して静かに燃え尽きた。
同市の永澤幸江さん(50)は「なぬかびおくりがあるまつりは全然違う。これで夏が終わってさみしくなる」と話した。
なぬかびおくりは、かつて、まつり最終日にねぷたを川に流していた風習にちなみ、2011年から開催している。20~22年は新型コロナウイルス感染拡大の影響などのため中止し、4年ぶりに行った。