青森市-十和田湖間を結ぶ「八甲田・十和田ゴールドライン(国道103号)」で29日、冬季閉鎖されていた区間約8キロの除雪が終了した。長い間雪に閉ざされていた観光ルートが「雪の回廊」でつながり、山間部に春を告げた。全面開通は4月1日午前9時。
八甲田除雪隊による除雪作業は青森市側(酸ケ湯)と十和田市側(谷地)から2月下旬に始まり、隊員20人が重機10台を稼働して連日行われた。
29日は青空の下、傘松峠付近で双方のロータリー除雪車が最後に残った雪を吹き飛ばしてドッキング。貫通式では「八甲田除雪隊の歌」を合唱して貫通を祝った。
雪の壁は高いところで6.5メートル、平均5メートルほど。青森市側の作見晃一隊長によると、3月の好天や雨で雪解けが進み、例年よりは壁は低いという。作見隊長は「あっという間に解けるので、早めにきれいな壁を見に来てほしい」と話した。
八甲田除雪隊による除雪作業は青森市側(酸ケ湯)と十和田市側(谷地)から2月下旬に始まり、隊員20人が重機10台を稼働して連日行われた。
29日は青空の下、傘松峠付近で双方のロータリー除雪車が最後に残った雪を吹き飛ばしてドッキング。貫通式では「八甲田除雪隊の歌」を合唱して貫通を祝った。
雪の壁は高いところで6.5メートル、平均5メートルほど。青森市側の作見晃一隊長によると、3月の好天や雨で雪解けが進み、例年よりは壁は低いという。作見隊長は「あっという間に解けるので、早めにきれいな壁を見に来てほしい」と話した。