田子町の女性ら発案 「にんにく大渋滞」好評

スタミナ源たれのニンニクを5倍増しにした沢田ファームの「にんにく大渋滞」

 青森県のソウルフードとして知られる上北農産加工の「スタミナ源たれ」(通称・源たれ)をベースに、田子町産のニンニクを通常の5倍増しにした商品「にんにく大渋滞」を、同町の沢田ファーム(沢田稔社長)の女性たちが発案。1月から販売し、インパクトあるネーミングとパンチある味が好評だ。

 同町では、源たれにニンニクをすりおろして入れるのが普通といい「どうせなら、最初からニンニクが多く入っているものを」と提案。上北農産加工に相談したところ、プライベートブランド商品としての製造を快く引き受けてくれたという。

 ニンニク5倍は、それ以上入れればニンニク繊維が邪魔して、たれが瓶から出てこないというギリギリの量だという。

 「大渋滞という商品名は食べ物に不似合いだと思い、あて字も試したが、結局これになった」とマーケティング担当の沢田直子さん(41)。「焼き肉だけでなく、いろいろな料理に使え、サラダにかけてもおいしい」と言う。

 同ファームネットショップと、三戸町の「にんにく専門だるま食堂」で取り扱っており、4月からは田子町内の飲食店でも販売する。300グラム入り1本548円(税込み)。

 問い合わせは同ファーム(電話0179-33-1133)へ。

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