ロッジカウベル営業開始 新たなサウナも

新設したバレルサウナと五十嵐さん(左)ら「ロッジカウベル」のスタッフ

 昨年9月、新たな体制で再始動した青森県田子町大黒森の宿泊施設「ロッジカウベル」が冬期間の休業を終え4月27日、今シーズンの営業を開始した。たる形に木を組んだフィンランド発祥の「バレルサウナ」を新たに整備した。

 昨年8月、町地域おこし協力隊員で観光事業などを展開する「あおいもりトレーディング」代表の五十嵐孝直さん(39)を中心に、予約システムなどITまわりを「i Bee」代表で地元出身の葛川智寛さん(33)、宿泊に関しては南部町の清水屋旅館5代目の極壇優也さん(30)が協力し、指定管理者となった。

 同施設は気象条件がそろえば、満天の星空や一面の雲海が楽しめるのが特徴。正面玄関前の外に設けられたサウナは一度に4人まで入れて、近くには水風呂も用意。豊かな自然を感じながら心身のリフレッシュができる。サウナ利用(税込み1人3千円)は当面、宿泊者に限定。宿泊予約の際に申し込む。

 カウベルには3~5人で宿泊できる客室6室や調理場付きのホールがある。1人素泊まり7150円(税込み)。10人以上の団体客対象に夕・朝食付きプランも始める予定という。キャンプは1人1500円(トイレ利用可、税込み)。

 五十嵐さんは「雲海から昇ってくる朝日が望めて、夜は星空や流れ星もきれい。こんな環境で入れるサウナは日本中探してもなかなかない」とPRする。営業は11月末まで。問い合わせは同施設(メールinfo@lodgecowbell.com)へ。

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