かかしとヒマワリ楽しんで/田子

国道104号沿いに設置されたかかしと花の盛りを迎えているヒマワリ

 田子町のたっこにんにくかかし愛好会(畠山清美会長)が、国道104号沿いに、顔がニンニクの形をしたかかしを設置して今年で15年。「かかしサミット」などが縁で地域を超えた交流をしている青森市油川のかかしも展示している。かかしが立つ畑は今、ヒマワリの花が最盛期で、4年越しの構想だった「見晴らし台」も初めて設置。畠山会長は「かかしとヒマワリを見てほっこりしてもらえれば。花が欲しい人がいたら、摘み取り自由で無料。ぜひ持っていって」と呼びかけている。

 かかしが立っているのは三戸町側から田子町に入って間もなくの、スーパーマーケット隣接地。畑は同町のニンニク農家山本幸雄さん(75)、わかさん(71)夫妻所有で約20アールあり、ニンニク畑の緑肥としてすき込むため、ヒマワリを植えているという。

 にんにくかかしは、壊れない限り再利用しつつ、衣類を季節ごとに更新。3日には山本さん夫妻が提供した野菜を、現地を訪れた人に無償で配布した。畠山会長は「たくさんの人に見ていただきたい」と話し、一緒に見晴らし台に上がった孫の夢那ちゃん(4)は「きれいで、かわいかった」とご機嫌な様子。ヒマワリの見ごろは天気にもよるが、1週間程度という。

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