紅葉広がるつづら折り/津軽岩木スカイライン

岩木山中腹から8合目付近が紅葉の見ごろとなり、行楽客の車が行き交う津軽岩木スカイライン=13日午後、弘前市(本社小型無人機から撮影)

 秋の深まりとともに、青森県内の山間部で紅葉が進んでいる。岩木山もブナやナラ、カエデなどが秋の装いに。13日、行楽客がつづら折りの有料道路「津軽岩木スカイライン」を車で通りながら錦秋の山肌を満喫した。

 運営管理会社の岩木スカイラインによると、今月初旬に木々が色づき始めた。今季は気温が高めに推移した影響で、例年より1週間~10日ほど遅いという。6日の降雪により8合目から山頂の範囲は落葉したが、現在は5合目から8合目付近が見ごろとなっている。

 8合目の駐車場では、行楽客が眼下に広がる紅葉に感嘆の声を上げ、カメラやスマートフォンのシャッター音を盛んに響かせた。市内に住む成田トシエさん(97)、櫻庭路子さん親子は「青空とのコントラストがいいね」。同社の梅原寛社長は「降雪の状況にもよるが今月いっぱいは楽しめそう」と話した。

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